【無洗米考察!】
 遅まきながら無洗米なるものを生協で手に入れました。
今、米びつに入っている分を食べきれば使おうとまだ開封していません。お米をとがないという不安は単なる習慣的なもので、慣れればきっと当たり前のような日が来るでしょうが、何だか気になる。無洗米は本当に環境に優しいのでしょうか?
 海水汚染の原因の70%は家庭排水といわれています。工場など産業系の排水は20%にすぎません。家庭排水でお米を洗う(とぐ)時に出るヌカの量はわれわれの想像を越えるようです。
1合のお米で大スプーン一杯。
1人あたり平均約200gのお米を消費すると考えた場合、全国で1000トン。
つまり1日でダンプカ−100台分もの量に上ります。
 無洗米には、水洗い乾燥法 ・湿式法、準無洗米とあるそうですが、単純な疑問として「水洗い乾燥法」のその汚染水はどこへ?と思いますよね、今はヌカを使ってヌカを取るという製法もあるそうです。無洗米にもいろいろあるようですので、表示をしっかりと見て選びましょうね。
 除去したヌカも使いようによっては栄養の宝庫。園芸の肥料として商品化され、土壌の改良、植物の発育に大きな力を発揮しているということです。

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